松本の雪景色にすっかり冷え切ってしまった体を温めるのは、 はるかコードジボアールから届くカカオの香り漂う あまーいあまーいココア。 あぜ道の上を綿帽子のようなシュガーパウダーが降り続け、 人気のない田圃は一面の白砂糖のベールに包まれる。 夢のよ…
冬来たりなば春遠からじ そう何度も念じてみたけど、 夕べは寝つけずに夜明け前に夢を見た。 降る雪が眠りの中を覆い尽くすような苦しい夢だ。 目覚めると、キリキリと凍てつくような朝が待っていた。 子どもの頃はよく霜柱を踏んで登校した。 ザクッ、ザク…
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