2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

三崎めぐり

麦ふみクーツェ作者: いしいしんじ出版社/メーカー: 理論社発売日: 2002/06/01メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (88件) を見る 「麦ふみクーシュ」など童話のような美しい物語を書く いしいしんじの「ごはん日記」を読む。 私的には、も…

単になんぎなうし

かつてみうらじゅんというマイナーな作家の 「単になんぎなうし」という単行本があった。 もうタイトルだけで十分しょーもなさを露呈していたが、 私はなぜか大枚をはたいて購入した。 表紙はしょーもない牛の交尾の絵、しかもカバーをひっぺがすと、 裸体に…

新潟記念

サマーシリーズのトリは新潟記念G3。 中途半端なメンバーによるハンデ戦、 難解だ。 結局、昨年のヤマニンアラバスタをもう一度というわけで、 夏は牝馬の軽量ニシノナースコールに期待した。 そこから、やはり牝馬サイレンジャスパーとアラバスタを本線に、…

「TAKESHIS'」

TAKESHIS' [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2006/04/07メディア: DVD購入: 2人 クリック: 56回この商品を含むブログ (136件) を見る北野武の新作「TAKESHIS'」をDVDで観る。 映画俳優になったタケシと売れない俳優のタケシ二人の日常を 交…

たまや〜

夏の夜空を彩るのは大輪の花火。 ひとつ、またひとつ打ちあがり、 束の間の憂いを天に架ける。 色鮮やかな大玉に歓声が湧く。 たまや〜! でも、私は花火が炸裂するときの爆音が好きだ。 腹の奥に響くような、 なんともいえないあの感じ。 昔、横浜パシフィ…

釈迦に説法

人生は100年も続かない。選手のサッカーキャリアなど短いものだ。 その短い選手生命の中で、何か歴史に残ることをしよう。 byオシム 今夏の甲子園は久しぶりに面白かったな。 逆転につぐ逆転劇が多く、 最後は投手戦でビシッと締めた。 まさにエンターテイン…

照柿

♪真夜中の冷蔵庫に手をかけて そして本当のことが知りたいんだと君は言う 食べかけのピザをそっとかたづけて 誰も聞こえない声で君は歌ってる 佐野元春を聴きながら、 だらだらと仕事にはげむ 彼は歌う "傷ついたのは君のせいじゃない" 昨夜は文庫本化された…

クールビズ、オールドデイズ

一頃、夏ともなれば軽井沢・八ヶ岳あたりに涼を求めた。 サマーオイルまみれの海水浴場なんて御免と決めて、 ハチミツの都会を抜けて高原のツンと冷えた空気に触れると、 まさに生き返った心地がしたもの。 もっとも夏のイベントがはねて、 精神状態をクール…

しおしおサンデーズ

僕が死んだらベイビーの隣に埋めてください 埋めるときには革ジャンと革のジーンズとバイカーブーツを着せてくださいbyシド・ビシャス(母宛ての遺書) お盆だというのに仕事場で競馬観戦。 哀しい・・・。 クイーンSは、前残りとよんでマイネサマンサちゃん…

スカイ・クロラ

私のお気に入り、森博嗣の「スカイ・クロラ」シリーズに新刊が出た。 買わなくちゃ。 「スカイ・クロラ(Sky Crawlers)」とは、空を這い回る者たちの意。 近未来と思しき架空の世界。 戦争を専門にする企業があり、それを「職業」にしているパイロットの物語。 …

盆帰り

山形からローカル線を乗り継ぎ無人駅へ。 夏雲のそよぐ緑濃い田園風景を眺めながら、 いつ来るとも知れぬ電車をボケッと待つ。 片端だけのホームは他に人影もなく、 炎天の陽射とときおり稲穂がさざと波立つ。 仕方なくタバコに火をつける。 田舎に来るたび…

浅草キッド

♪お前と会った 仲見世の 煮込みしかない くじら屋で 夢を語った チューハイの 泡にはじけた 約束は 灯りの消えた 浅草の コタツ一つの アパートで 自分の身の丈もわからない若い頃は、 あたりまえの大人になることが怖ろしかった。 何かができると信じ、 何…

死ねばいいのに

酒でつぶれる人間ほど惨めな姿はない というわけで、真夏の子どもイベント怒涛の六日間に挑んでいる小生だが、 日曜終わりに一緒に辛苦を甞めている同僚Aとビールでひととき涼をとる。 このA氏、「いやぁ、ここは毎日新聞の人がいっぱいいますねぇ」と 毎…