2008-08-25 月に雁 こむな夜か 又も有うか 月に雁 星野ジャパン完敗。 その明暗は、北京の空に舞い上がった2つのボールに象徴される。 8回、インコース低目のストレートを思い切り叩いた 李承ヨプの飛球が空に虹を架ける。 一方、あたかも物悲しげな声を放ち落つる雁のようだった、 GG佐藤の落球。 2つの放物線の角度が、すなわち私たちと韓国の思いの差なのだろう。 日の丸を賭けるなんて、私たちには決して言えない。 祈るようにライトフライを掴んだ韓国の右翼手。 私たちはそれをどんな風に見たか。