everyhome

♪夢が醒めないことをきっと責め続けたのだろう
　まだ今は来ない列車を待つ

鬼束ちひろの復帰作『everyhome』をテレビで聴いた。
冒頭の歌詞は今の彼女の心境そのままだろう。
まだ歌うこと自体に脅えている様子で、
小さな子がピアノの前でレッスンを受けているみたいだった。

自分の受け皿に浸した青いインクをどれだけ水で薄めることができるか。
結局のところ、生きるとはそれくらいの配色の問題。
一方に舵をとれば、他方は視界がそれる。
頭の中で見えない景色を追いかけても、
それは始めから無いに等しい。

さて、ウオッカ参戦により俄然盛り上がる宝塚記念。
51kgの恵斤量なら断然有利。
相手はメイショウサムソンとダイワメジャーに絞った方が賢明かもしれない。